
新潟市西区で昨年5月、下校途中の小学2年の女児(当時7歳)を殺害、遺棄したとして、殺人や強制わいせつ致死罪などに問われた小林
鉄棒の練習に打ち込み、苦手だった水泳や英語などの習い事にも一生懸命だった女児。「恥ずかしがりな一面もあるが、明るい子。頑張り屋さんだった」と振り返った。将来の夢はケーキ屋さんやデザイナー。母親は女児が描いてくれた似顔絵を今も大切にしているという。父親は「笑顔のかわいい、かけがえのない娘だった」と声を絞り出した。
事件から1年半以上がたっても、母親は女児の分の食事を作り続けている。女児の遺体はJR越後線の線路に置かれていたため、父親は「とても乗れない」と、事件後は電車通勤をやめたことを明かした。
小林被告に対しては、「一切謝罪もない。更生や反省なんて軽々しく口にしてほしくない」と怒りをあらわにし、「死刑でも私たち家族の気持ちは収まらない」と語った。
2019-11-13 10:37:00Z
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