サンガスタジアム京セラ(京都府立京都スタジアム、亀岡市)の建設費を巡り、予定していた20億円の寄付が集まらず、府が不足分の17億円超を借金で賄う2019年度補正予算案を組んだ。府は議会の提案説明では触れず、委員会審議でただされ初めて公に説明した。府民の負担を増やす内容だけに、疑問の残る姿勢と言わざるを得ない。
府は当初、命名権収入を「寄付金20億円」に含め、建設に充てる予定だった。しかし、命名権を取得した京セラは20年間かけて毎年1億円、計20億円を府に支払うことを提案。建設のための寄付金に該当しなくなった。そこで本年度中に計上する「寄付金20億円」を穴埋めするため、補正予算を組んだ。
年度末の補正予算案は精算の意味合いが強く、議会でもめることが少ないのが通例だ。実際、問題を指摘した共産党も議案には賛成した。日本サッカー協会から指摘された改善工事の6億円近い支出も含め、外形的には「どさくさまぎれ」で議案を押し通した感が否めない。
スタジアムでは、今後も維持費として50年間で70億円の負担が見込まれる。府内初の球技専用スタジアムとして大きな期待が寄せられている一方、集客への不安は依然として府民の中に残っている。さらなる公費投入は避けられないとの見方も強い。
だからこそ、府には、どのような形でスタジアムに血税を使うのか積極的に情報を明らかにし、丁寧な説明で府民の理解を得る姿勢が欠かせない。
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March 08, 2020 at 05:00PM
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新スタジアム寄付不足17億円、議会に問われ初めて説明 京都府、予算提案時は触れず|政治|地域のニュース|京都新聞 - 京都新聞
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