IT業界に携わる専門家らが、首里城の復興をバーチャル体験型アプリで支援しようと「みんなで見守る首里城復興プロジェクト」を立ち上げた。AR(拡張現実)の技術を使って、デジタル復元した首里城と記念撮影したり、首里城を散策しながらゲームで遊んだり、寄付ができるなど、多様な機能を持たせる。クラウドファンディングサイト「READYFOR(レディーフォー)」で開発資金を募っていて、早ければ来年1月提供を開始する予定。(社会部・城間有)
プロジェクトリーダーの一人で、東京でコンサルタント業を営む渡辺祐輔さん(35)は「火災とコロナウイルスの影響で観光業が深刻なダメージを受けている沖縄を最新技術で支援したい」と話す。火災後の昨年12月に沖縄を訪れ、現場で沖縄の人の悲しみに触れた。同じツアーに参加していたIT大手スターティアグループの松山幸世さん(44)とアプリでの支援をひらめき、プロジェクトが始まった。
首里城の写真や映像を全国から集めて3Dの正殿をデジタル復元した東京工業大学の川上玲特任准教授とつながり、完成したコンテンツをアプリで活用できることになった。プロデューサーやデザイナーなど計7人がボランティアでプロジェクトに関わっている。
アプリでは、どこにいてもARによるバーチャル体験で首里城の歴史を学んだり、現地でのガイドや写真撮影機能のほか、首里城を散策しながら「白澤(はくたく)」などの幻の生き物を探すゲームで遊ぶこともできる。
沖縄の特産物を購入できる機能も。工芸品の企画・流通を手掛けるゆいまーる沖縄(南風原町、鈴木修司社長)と協力する。募金機能では、県が受け付けている首里城再建目的と、沖縄美ら島財団が受け付けている美術品の保全目的に分けて寄付ができ、募金総額や用途が分かるようにする。
渡辺さんは「沖縄の人たちと一緒に考えて内容を充実させ、全国の人が首里城への関心を継続できるようなアプリにしたい。アプリでの社会貢献がビジネスモデルとして成り立てば、他の地域にも広げていきたい」と意気込んだ。
「READYFOR」での資金募集は8日から始まり、10月23日まで。目標は600万円で、開発費用と手数料に充てる。
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August 17, 2020 at 07:33AM
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首里城アプリでゲーム、記念撮影、寄付も 楽しんで復興応援 IT専門家が開発資金募る - 沖縄タイムス
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