静岡市は２０２０年度、草薙・東静岡地区のまちづくりのグランドデザインを策定する。市の最重要施策として掲げる「五大構想」で同地区を教育文化拠点と位置付けていることから、「学び」をテーマに２０４０年のまちの将来像を描く。
草薙・東静岡地区は常葉大や県立大などの大学が集積し、ＪＲ東静岡駅周辺には県立中央図書館の整備計画や、市が有力候補地とする民設民営アリーナの整備計画があるなど、今後の発展が期待される。市は大型公共事業が動きだすのに合わせ、本年度、有識者と公募市民による「（仮称）駿河学びのまちづくりグランドデザイン検討会」を設置し、まちの将来像を策定することにした。
６日にオンラインで開かれた初会合では、各委員が同地区の可能性などについて意見交換した。委員からは「文化的要素、ある種の格好良さがないと都市の魅力は高まらない」「防災の観点や安心安全があるからこそ住み続けることにつながる」など多様な意見が出た。草薙と東静岡を一つの地区として捉える難しさを指摘する声もあった。
検討会は年内に全体像をまとめ、パブリックコメントを経て、年度内にグランドデザインを公表する方針。
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August 15, 2020 at 01:00PM
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草薙・東静岡地区 静岡市、「学び」テーマに長期構想策定へ｜静岡新聞アットエス - ＠S［アットエス］ by 静岡新聞
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