
新型コロナウイルスの感染拡大でマスクの品薄状態が続く中、インターネットオークションで大量出品していた諸田洋之・静岡県議(53)が9日、記者会見を開き、「時期や状況を考えずに販売し、不快な思いをさせて申し訳ない」と謝罪した。議員としての責任を問う声が出る中、辞職は否定した。
記者会見での説明によると、諸田氏は中国から入荷した商品を国内外で販売する商社を営んでいる。過去の感染症流行でマスクを大量に仕入れたこともあり、在庫が100万枚以上残っていたという。新型コロナウイルスの感染拡大で1月頃から、会社にマスクの注文が殺到して対応できなくなり、ネットオークションに出品することにした。
出品は2月4日から3月6日までの89回で、計888万円を売り上げた。マスク2000枚を17万2000円で売った取引もあったという。諸田氏は「原価率は5割程度と特別高くはなく、不当に利益を得ていたわけではない」と説明した。そのうえで、今回の売り上げは、何らかの方法で感染症対策などに寄付する意向を示した。
政府は5日、国民にマスクを安定供給するため、国民生活安定緊急措置法に基づいて、買い占めにつながるネット転売を禁止する方針を打ち出した。諸田氏は「在庫の販売なので転売には当たらないと思うが、配慮が足りなかった」と釈明。在庫の一部は関西や東北の医療機関に無償提供したこともあったという。
一方で、「県議として市民の負託に応えたい」と議員を続ける意向を示した。これに対し、他会派のベテラン県議の一人は、「議会一致でコロナ対策をやろうという最中に県議として許されない」と非難した。
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March 10, 2020 at 01:29PM
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マスク大量出品の県議が謝罪…「売り上げは寄付」意向示す - 読売新聞
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