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駅伝強豪、女子の長野東高 横打新監督が就任 重責「覚悟を持って」 - 信濃毎日新聞

 全国高校駅伝に13年連続出場し、2017、18年に準優勝した女子の長野東高の監督に、4月から同校に赴任した横打史雄氏(42)が就いた。同校を強豪校に育て上げた玉城良二氏(58)が3月末で退職。その後任となる新監督は「重責をいただいた。覚悟を持って取り組みたい」と新天地で決意している。

 愛知県出身。信州大に進学し、4年時には17年ぶりの出場を果たした全日本大学駅伝で1区を走った。卒業後は長野県に残り、中学校講師などを経て、05年から阿南高、上伊那農高、岡谷東高で陸上部の顧問を務めた。上伊那農高では、市民ランナーながら全国トップを目指す桃沢大祐(サン工業)らを指導した。

 昨年5月から長野陸協の普及強化委員長を務め、27年に県内で開催する国民スポーツ大会(国体)を見据えた選手強化の責任者も任されている。全国都道府県対抗女子駅伝県選手団のコーチも担ってきたものの、女子の長距離に特化して指導するのは今回が初めてで、「自分自身も学びながらになる」。新型コロナウイルス感染拡大の影響で学校が臨時休校となり、部活動や大会の今後は見通せないが、「今はとにかく目の前の課題を一つ一つクリアしていくしかない」とする。

 新入生が8人加わり、マネジャーを含めて14人の新チームとなった。3年生の五味叶花と山田葵香を中心とした選手たちは12月の全国高校駅伝の入賞(8位以内)を目標に掲げている。長野市の犀川河川敷を引き続き練習拠点にするなど、当面はこれまでのスタイルを継続する方針。「流れは変えないが、玉城先生と同じことはできない。どうすればいいか、生徒と一緒に考えながらやっていきたい」と強調する。

 赴任後まだ日は浅いが、学校の理解や地域の方のサポートの大きさを感じているという。「玉城先生が多くの方を引き込んでつくってこられたチームの宝。これからも大切にしていきたい」と、感謝の気持ちを持って指導にあたっていく。

(4月10日)

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April 10, 2020 at 06:57AM
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