兵庫県内で感染確認の１１人容体は安定 - 神戸新聞

　兵庫県と神戸市は１５日、新たに４０代～９０代の１１人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の感染者は、死者１人を含め計７８人となった。そのうち、８０代の男性と９０代の男性は宝塚第一病院（宝塚市向月町）で亡くなった８０代男性と同室の入院患者で、４０代と５０代の男性２人は同病院に勤務する医師だった。１１人とも容体は安定しているという。

　同病院には、集団感染が発生しているとみられる介護施設「グリーンアルス伊丹」（伊丹市西野３）でデイケアを利用し、３月１０日に亡くなった感染者の男性が入院していた。既に同室だった８０代男性の感染が確認されていたが、新たに４人の感染が分かった。

　同病院は１６日から外来診療を停止し、入院患者や職員らの検査を進めているという。

　また、グリーンアルスを利用していた８０代の男女３人と、利用者家族と接触した８０代の男性とその同居人の感染が新たに判明。同施設関係の感染確認は２６人となった。

　また、神戸市在住の７０代女性は、同市東灘区北青木２の介護施設「仁科整形外科デイケア」の利用者。同居している４０代男性が、２月１９日に複数の感染者が確認されている大阪市内のライブハウスを訪れ、感染が判明していた。

　神戸市在住の５０代男性は２月２０日～３月４日にタイに出張しており、２日にせきなどの症状が出ていた。

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2020-03-16 07:56:00Z
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