知事が２日以降の対応呼びかける｜NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp

新型コロナウイルスの「緊急事態宣言」を出した鈴木知事は記者会見を開き、２日からの対応について感染拡大を防ぐため換気が悪く大勢の人が集まる場所には行かないよう呼びかけました。また、かぎられた人数だけで登校する「分散登校」を検討していることも明らかにしました。

新型コロナウイルスの道内での感染拡大が深刻さを増しているとして、鈴木知事は先月２８日、異例の「緊急事態宣言」を出して、特に２９日と１日の２日間、外出を控えるよう道民に呼びかけていました。
鈴木知事は記者会見を開き、不特定多数の人が集まる閉鎖された場所での感染が報告されているとして、感染拡大を防ぐため２日以降、換気が悪く大勢の人が集まる場所には行かないよう呼びかけました。
一方で、公園への散歩や買い物は比較的すいている時間帯に行い、ほかの人に接近しないよう工夫すれば感染のリスクがほぼないという専門家の指摘を紹介しました。
このほか鈴木知事は部屋の空気を定期的に入れ替えることや、かぜ気味の人は自宅で休むことを呼びかけました。
鈴木知事は「新型コロナウイルスの感染防止・早期終息に向けオール北海道で取り組み、あらゆる対策を講じていきたい」と述べました。
さらに鈴木知事は春休みまで休校になっている道内の小中高校と特別支援学校で、休み中にかぎられた人数だけで登校する「分散登校」を検討していることを明らかにしました。

2020-03-01 09:03:00Z
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