山口）朱塗りの橋 桜に映え 晋作眠る東行庵で架け替え - 朝日新聞社

　幕末の志士、高杉晋作の墓所として知られる山口県下関市の東行庵（とうぎょうあん）で、憩いの場所となっている東行池の橋が架け替えられた。鮮やかな朱塗りが周囲の桜に映え、東行庵顧問の安冨静夫さん（79）は「池のシンボルの橋が輝くようになり、東行先生（高杉晋作）もお喜びでしょう」。

　高杉晋作の没後100年記念事業の一環で、1966年に広さ8500平方メートルの池が完成。木造の橋は「東行橋」と名付けられ、83年に鉄骨に改修した。老朽化したことから、協賛金を募って事業費150万円で架け替えた。

　悠々と泳ぐコイに癒やされ、周囲は四季折々の花が楽しめる。今年の「東行忌」（14日）は規模を縮小して執り行う。（貞松慎二郎）

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April 11, 2020 at 01:00AM
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