高齢者避難で災害協定 東松島・野蒜まちづくり協、福祉3施設
東日本大震災の月命日となる11日、東松島市の野蒜まちづくり協議会と野蒜地区内にある福祉施設の3運営組織は、災害時における高齢の要援護者の避難協力に関する協定を締結した。災害時の対応について民間組織だけで協定を交わすのは市内で初めて。
同協議会の菅原節郎会長は「自然災害が多発しており防災はもちろん、安全安心のまちづくりをさらに進展させたい」と話している。
野蒜まちづくり協議会は震災とともに昨秋の台風19号の経緯も踏まえ、実効性のある災害対応を模索。中でも要援護者の安全確保を重要課題に位置付け、地元のNPO法人「のんび〜りすみちゃんの家」、特別養護老人ホーム不老園運営の社会福祉法人やすらぎ会、デイサービスセンターみのりを経営する株式会社美徳の3組織と今年1月から交渉を進め、合意した。
締結式には関係者12人が出席し、各組織の代表が協定書に調印した。あいさつで菅原会長は「要援護者にしっかりと対応するためにも、それぞれの福祉施設の優れたノウハウをお借りしたい」と理解を求めた。
協定では、野蒜地区は震災で甚大な被害となったことを教訓に、協議会側が震災や風水害の発生による高齢の要援護者、負傷者らの避難に対して社会福祉施設の一時使用を要請する。双方が協議をしながら、避難者の移送や物資の調達などにも対応していく考えだ。
高齢者らを受け入れているのんび〜りすみちゃんの家の伊藤寿美子代表理事は「地域を挙げた互助の必要性は十分承知している。積極的に協力したい」と力を込めた。
式に出席した東松島市の村松幸雄危機管理監は「要援護者の安心な避難生活にもつながる。市も情報を共有しながらバックアップする」と強調した。
2020年06月12日金曜日
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June 12, 2020 at 10:06AM
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