6月12日、既報のように爆破予告を受けていた東大阪市役所の一日が終了しました。もちろん業務の残っている職員のみなさんは引き続き働いてはりますが、市役所は週末に入り月曜日にまた通常業務を行います。
野田義和東大阪市長も、今回の件に関して声明を出しました。
本日6月11日、9時02分頃、市内の会社へ「市役所に爆発物を仕掛けた」とのメールが入りました
これを受け市では市民の安全を守るため、布施警察署と相談のうえ市役所本庁舎について6月12日(金)14時30分から市民の敷地内への立ち入りを制限し、15時から16時まで臨時的に閉庁とします— 東大阪市 公式ツイッター (@higashiosaka_pr) June 11, 2020
東大阪市内の会社に市役所の爆発予告メールを送る。
一般的な感覚とはかなりズレた脅迫メールが届いたのは、6月11日です。
大阪府警察布施警察署と東大阪市は連携し、爆破予告時間を含む15時から16時までの閉庁を決定。前日までに爆発物の捜索を庁内で行うなどできる限りの対策をして12日も基本的に通常通りの業務を粛々と行いました。
同時に併設する「クリエイション・コア東大阪」も該当時間の入館を制限。市役所を取り巻く一角にはたくさんの消防車が配備され、「万が一」に備えていました。
前述の通り、そして予想通り何も起こらずに16時を経過し、何事もなかったように業務は続けられます。もちろん粛々と。結構大事なはずなのに淡々と。
東大阪市役所爆破予告。
消防めっちゃいてるやん😅 pic.twitter.com/crWaDqJgCh— mako.1st (@Mako1st) June 12, 2020
週刊ひがしおおさかのサブタイトルは「東大阪を遊ぶニュースサイト」です。これは「東大阪のお出かけスポットを紹介する」という意味に留まりません。スタッフ一同、常に心がけているのは「最寄り駅から自宅までが楽しくなるように」ということ。そこが楽しければ、人生の8割は楽しくなるように思うからです。
そしてその前提にあるのは、日常が淡々と流れているということだと考えています。
新型コロナウィルスによって世界中の人々の日常が破壊され、「新しい生活様式」なる言葉まで登場しました。そして私たちは「日常を守るには膨大なコストが必要なんだ」と気づいてしまいました。
よって、日常に対する考え方も変化するでしょうし、すでに変化しています。
今回の爆破予告からその対処に至るまでで見せた対応は「新しい日常」の片鱗が見えたように感じました。日常を危機に対して柔軟に変更させる。決まった形でなく、その時々の日常を作る。
週刊ひがしおおさかも日常を守る仕事をしていきたいと思います。もちろん淡々と、でも面白く。
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June 12, 2020 at 07:42PM
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