新型コロナウイルスで苦境に立つ企業・団体を支援する動きが広がっていることを受け、公益財団法人「みんなでつくる財団おかやま」（岡山市北区奉還町）は、寄付先を紹介するサイトを新たに立ち上げた。子育てや災害支援に取り組む団体、基金を掲載。市民がお金の使い方を考えるワークシートも用意しており、財産管理に役立ててもらう考えだ。
サイトは「みんつく寄付アクション」の名称で、財団の公式サイト内に開設した。現在は寄付先として、虐待を受けた子どもを支援するNPO法人・子どもシェルターモモ（岡山市）、多世代の語り合いの場を設ける同だっぴ（同市）、障害児の親を支援する同ペアレント・サポートすてっぷ（倉敷市）の3団体のほか、新型コロナへの警戒で自宅で過ごす時間が増えた家庭の応援プロジェクトを紹介している。
他にも子育て、被災地支援、介護予防の担い手育成などの団体に助成する5基金を載せた。今後は、同財団のクラウドファンディング事業も順次追加し、寄付の選択肢を広げていく予定だ。 市民がお金の使い方を学べるワークシートでは、手元にあるお金を消費、貯蓄、投資、寄付の四つに分け、それぞれの金額、使い道、その理由を書き込む。作業を通じて自分の財産状況やお金に対する価値観を改めて整理し、消費や寄付について考えてもらう。 岡山県内でも新型コロナで経営が厳しい飲食店をクラウドファンディングで支援するといった取り組みが広がっている。同財団の石田篤史理事は「企業や団体にさまざまな影響が出ている今だからこそ、一人一人のお金の使い方が大切になる。サイトを活用して寄付先を見つけ、社会貢献に役立ててほしい」と話している。
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June 09, 2020 at 05:06PM
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岡山のみんつく財団が寄付先紹介サイト開設 コロナ禍で苦境の団体支援へ（山陽新聞デジタル） - Yahoo!ニュース
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