2020年01月12日20時34分
優勝を決め、喜ぶ東九州龍谷の選手ら＝１２日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ
最後のポイントが決まる。東九州龍谷の選手たちは一斉に泣き崩れた。２年連続で悔しい思いをした決勝の舞台。「三度目の正直」で有終の美を飾った荒木主将は「やっと日本一になれてうれしい」。歓喜の涙が止まらなかった。
古川学園のエース、バルデス対策が生きた。竹内監督は「ブロックでコースをふさいで、全員がリベロの気持ちでレシーブを」と指示。粘り強く拾ってボールをつなぎ、伝統の高速コンビバレーを展開した。佐村や室岡が奮闘し、試合を終始優位に進めた。
輝かしい実績を残した相原前監督がＵ２０（２０歳以下）日本代表監督に転出し、コーチだった竹内監督が後を託されたのが昨年４月。選手は戸惑ったが、路線を受け継いだことで「何も変わらずやってくれた」（同監督）。エース室岡は身長１６２センチ。小さくても勝てる東九州龍谷のバレーを追求し続けた。
チームをまとめるため、時に厳しい言葉もかけてきた荒木は「ここまで信じてついてきてくれたみんなに感謝」と言った。高校生活の集大成には、報われた思いがあった。 
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January 12, 2020 at 06:34PM
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３年目の挑戦、感慨ひとしお 開花した東九州龍谷―高校バレー - 時事通信ニュース
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