イナズマロックから寄付金 観光大使・西川さん「琵琶湖保全に」 - 中日新聞

出演中のドラマ「スカーレット」にちなみ、寄付へのお礼として三日月知事（左）から信楽焼のタヌキを贈られた西川さん＝大津市の県公館で

　滋賀ふるさと観光大使でミュージシャンの西川貴教さんが七日、大津市の県公館を訪れ、三日月大造知事と面会した。昨年九月に草津市で、自らが琵琶湖の環境保全をテーマに主催したイナズマロックフェスの収入のうち、二百五十万円を県に寄付した。

　昨年で十一回目を迎えたイナズマロックフェスについて、西川さんは「滋賀県のイベントとして定着してきた」と強調。放映中のＮＨＫ連続テレビ小説「スカーレット」に、芸術家・ジョージ富士川役として出演していることにも触れ「（放映を通し）滋賀の四季を通じての色とりどりの魅力を知ってもらいたい」と話した。

　その後、二百五十万円の寄付金の目録を三日月知事に手渡した。寄付金は環境学習活動の強化や固有種ゲンゴロウブナの放流、琵琶湖の学習船「うみのこ」の運航などに使われる。西川さんは「琵琶湖は命を育む豊かな場所だと痛感している。末永く守っていけるよう、今後も頑張りたい」と話した。

　三日月知事は「西川さんのメッセージは全国に発信されていて、とてもうれしい」などと応じ、記念品としてイナズマロックフェスの文字などがデザインされた信楽焼のタヌキを贈った。

　その後、西川さんは草津市役所も訪問。市に五十万円を寄付し、橋川渉市長に目録を手渡した。西川さんは、自身が県立琵琶湖博物館について会員制交流サイト（ＳＮＳ）で発信した翌日に、同館に六千人が来場したエピソードを紹介し、「琵琶湖の環境や滋賀の歴史を体験しながら学べる奥深い場所。（皆さんに）ぜひ行ってみてほしい」と話した。

　西川さんは今年も九月十九、二十の両日、草津市の烏丸半島でロックフェスを開く。初日は西川さんの五十歳の誕生日。西川さんは「昔、高校生として来てくれた人が、今は子どもを連れて来てくれる。そういう地域の方と触れ合うと、十二年間やってきて良かったと思う。フェスをきっかけに、草津の良さも知ってもらいたい」と話した。

　（森田真奈子、岡屋京佑）

この記事を印刷する

Let's block ads! (Why?)

"寄付" - Google ニュース
February 08, 2020 at 03:08AM
https://ift.tt/31BYolw

イナズマロックから寄付金 観光大使・西川さん「琵琶湖保全に」 - 中日新聞
"寄付" - Google ニュース
https://ift.tt/37ZJYNR
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update

Bagikan Berita Ini