
「携帯用の手指消毒剤を無料で配布。宅配ドライバーの方々は全員OK。コロナウイルスを共に予防しましょう。Made in 203(号)」
最近、ソウル市江東区のあるオフィステル(事務所兼居住用マンション)の廊下に、こう書かれた案内文と共に手指消毒剤のボトルが入ったかごが登場した。ここに住むキムさん(39)=女性=がエタノール、精製水、グリセリンを混ぜて自ら手指消毒剤を作り、宅配ドライバーやビラ配りのアルバイトスタッフらに無料で提供しているのだ。合計200本作ったが、材料費とボトル代などで10万ウォン(約9300円)掛かった。キムさんは「マスクと手指消毒剤が入手困難で、価格も暴騰していることに腹が立ち、無料配布を始めた」と話した。キムさんは「消毒剤を使い切ったあと空ボトルをかごに戻してくだされば、消毒した上で再度、消毒剤を入れて提供します」と案内文を追加で貼り「使用前」「使用後」のボトルを分ける台まで設置した。
新型コロナウイルス感染症(武漢肺炎)の恐怖を「分かち合い」で乗り切ろうという市民たちがいる。武漢肺炎による特需を狙った買い占め・売り惜しみが原因で、マスクや手指消毒剤などの衛生関連製品が品薄状態となって価格が暴騰しているため、関連製品を無料で配布することで困難に立ち向かう姿勢を見せている。
衛生関連製品の品薄と最前線で戦っている薬局が、無料で関連製品を提供するケースも増えている。仁川市延寿区のある薬局も、今月3日から来店客に100ミリリットル入りの手作り手指洗浄剤100本を用意し、配布している。この薬局の薬剤師、シムさん(32)=女性=は「(市販の)手指消毒剤はもちろん、手作りの消毒剤に使うエタノールもなくなりそうな状況」だとして「このような状況で消毒剤を売るよりも、自分で作って配布しようと思った」と話した。消毒剤を自分で作ろうという人が増えると、大韓薬剤師会は3日、全国2万3000店の薬局に対し、手指消毒剤の作り方を来店客に案内するよう指針を出した。
忠清南道牙山市ウムボン面にある約3300世帯規模のマンションの住民たちも、各戸からマスクを集め、必要な所に寄付している。マンションのインターネットコミュニティーに、寄付に賛同した日付、棟番号、部屋番号を書き込むと、マンションの住民約30人からなるボランティアグループ「ヌリボルム」が集めに行き、寄付する仕組みだ。もちろん寄付されるマスクはパッケージが破られていない新品のものだ。このグループのイ・ジヨン代表(41)は「マスクの値段が毎日天井知らずの上がり方をしているので、マスクを買えない隣人たちのことを考えて始めた」と話した。4日間で集めたマスク637枚は今月3日、牙山の警察人材開発院に隔離されている武漢からの帰国者に届けた。1度マスクを届けた後も、マスクを追加で寄付したいという住民や箱ごとマスクを置いていく他地域のマンションの住民まで現れた。
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February 07, 2020 at 03:00PM
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マスク寄付、手指消毒剤の分かち合い…肺炎の恐怖を溶かす(朝鮮日報日本語版) - Yahoo!ニュース
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