市民から募った寄付金で、地域の課題解決につながる活動をサポートする南砺市の「南砺幸せ未来基金」は、基金の活用を希望する個人・団体の募集を始めた。住民の活動を住民自らが支える資金循環を地域につくる、県内初の「コミュニティファンド」の取り組みがいよいよ動き出す。4日、南眞司代表理事が市役所福野庁舎で会見を開き、概要を説明した。
基金は市内の経営者らが、2017年に設立準備会を設置。18年に寄付を募ったところ、275人から323万円が寄せられ、19年2月に一般財団法人を設立した。同年12月には公益財団法人への移行が認められ、財政上の優遇措置が受けられるようになった。
基金を活用し、地域活動に取り組む個人や団体に、上限30万円を助成する。Uターンの若者や市内活性化に取り組む県外在住者、地域づくり協議会のメンバーなどを想定する。
計画では、初年度の20年度は5件、23年度は20件の助成を目指す。事業をより手厚くサポートできるよう、金融機関と連携し、投融資の仕組みも構築したい考え。有識者らでつくる委員会を設置し、助成事業を選考する。元手となる資金の調達先については、企業や市民に広く呼び掛けるほか、クラウドファンディング、遺贈金や休眠預金なども見込んでいる。
前南砺市民病院長の南代表理事は「誰かのために何かしたいという思いや、一緒に課題解決するつながりを通じて、地域に愛着や誇りを持つ人が増えてほしい」と話した。
助成の募集は4月30日まで。寄付も受け付けている。問い合わせ先は同基金事務局、電話0763(23)2050。
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March 04, 2020 at 08:13PM
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