Search

1600年の関ケ原の戦いで、徳川家康の東軍に勝利を呼び込んだとされる小早川秀秋… - 西日本新聞

 1600年の関ケ原の戦いで、徳川家康の東軍に勝利を呼び込んだとされる小早川秀秋。西軍にくみしていたが、東軍から調略を受けていた

▼松尾山で戦いを様子見していると、しびれを切らした家康の鶴の一声で陣に鉄砲が撃ち込まれた。慌てた秀秋は山を駆け降り参戦し、西軍は崩れたとされる

▼ただ山の標高は約293メートル。当時の火縄銃が届く距離ではない。放たれたのはオランダで造られた大砲の空砲だった-。そんな説を基に描かれた小説が「按針(あんじん)」(仁志耕一郎著)

▼主人公は英国人ウィリアム・アダムスこと三浦按針。オランダ船「リーフデ号」の航海士として艱難(かんなん)辛苦の末に大西洋と太平洋を渡り、今の大分県臼杵市に漂着する。関ケ原の戦いの半年ほど前のこと。船に積まれた24門の大砲に目を付けたのが家康だ。天下分け目の決戦で使えると踏んだとか

▼こうした功績で按針は家康の外交顧問に登用され、日英交流の先駆けとして日本史に名を残した。今日で没後400年。死没地の長崎県平戸市は、臼杵市などゆかりの3市と「按針サミット」を開く予定だったが延期した。新型コロナウイルスの影響だ

▼按針とは、磁石の針を見ながら航路を定める水先案内人を指す。家康に天下をもたらした按針の大砲のようなコロナを蹴散らす秘密兵器がない以上、せめてコロナとの闘いで的確かつ安全な先導ができる「按針」が為政者にいてほしい。

Let's block ads! (Why?)



"東" - Google ニュース
May 16, 2020 at 08:40AM
https://ift.tt/2X1N68b

1600年の関ケ原の戦いで、徳川家康の東軍に勝利を呼び込んだとされる小早川秀秋… - 西日本新聞
"東" - Google ニュース
https://ift.tt/36LpXe2
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update

Bagikan Berita Ini

Related Posts :

0 Response to "1600年の関ケ原の戦いで、徳川家康の東軍に勝利を呼び込んだとされる小早川秀秋… - 西日本新聞"

Post a Comment

Powered by Blogger.