【上】病棟に掲示された田鶴浜高の生徒からの応援メッセージ 【下】各地から公立能登総合病院に届いた医療資材=いずれも七尾市藤橋町で |
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◇ 看護の卵 田鶴浜高生からメッセージも
新型コロナウイルスの感染者らを受け入れている公立能登総合病院(七尾市藤橋町)。先月二十七日に看護師一人の感染が確認された後も職員の奮闘が続く同院に、医療資材の寄付や応援メッセージが多く寄せられている。副院長兼看護部長の沢味(さわみ)小百合さんは「不安と緊張の中で働いており、温かい支援が支えになっている」と感謝する。(中川紘希)
県内で感染者が出始めた三月ごろから寄付が徐々に増えた。県内外の企業や個人、団体からフェースシールドやマスクなどの医療器材、花、菓子類などが届いている。県外の住民からは、ごみ袋を切るなどした手作り防護服三百点が送られ、職員を驚かせたという。寄付の物資は医療現場で生かしている。
七尾市の田鶴浜高校衛生看護科の生徒からはメッセージが届いた。「感染リスクの中、最前線で尽力いただきありがとうございます」「笑顔で患者さんに向き合う姿を尊敬します」などと記されており、職員の目に届く病棟に掲示している。
「未来の看護師が私たちを見て、『こんな怖い仕事をしたくない』と思ってしまわないかと不安だった。でも逆に、看護の道の大切さを感じてくれたような言葉もあってうれしかった」と沢味さん。「今後も地域の人が安心して受診してもらえるように頑張っていきたい」と話した。
同院では現在、消毒液とガウンの不足が懸念されているといい、寄付を受け付けている。
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May 17, 2020 at 03:09AM
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最前線へ感謝とエール 公立能登病院に寄付続々 - 中日新聞
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