これからの意気込みを語る動物園予備校の学生たち=いずれも東伊豆町白田で |
動物園飼育員らを育成する県内初の動物園予備校「アニマルキーパーズカレッジ」が十二日、東伊豆町白田で開校した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で約一カ月遅れたが、第一期生には県内外から十八〜二十六歳の男女七人が入学。動物を扱うさまざまな業種のプロを目指して第一歩を踏み出した。(山中正義)
河津町で体感型動物園「iZoo(イズー)」を運営するレップジャパン(静岡市駿河区)が経営。この日は入学ガイダンスがあり、学校長に就任したレップジャパンの白輪剛史社長が「さまざまな体験ができる学校に成長させていく。実践を通して学んでほしい」と学生にエールを送った。
予備校は十八歳以上を対象とした二年制。動物園の飼育員だけでなく、ペットショップ経営者やブリーダーなど動物を扱う幅広い分野で即戦力となる人材育成を目指す。一期生は寮生活を送りながら学ぶ。
授業は座学だけでなく、イズーなど現場での研修に力を入れる。講師はイズーの現役飼育員をはじめとする県内外の四十人が務め、それぞれの専門分野に応じて指導に当たる。
校舎は六階建てで伊豆七島を見渡せる高台に立つ。レップジャパンが町営会館だった建物を取得、改修した。
予備校内には小鳥、魚類、ヘビなどの爬虫(はちゅう)類、ペンギン、オットセイなど約五十種二百匹が飼育されている。学生たちは実際に飼育しながら実践的な技術や知識を身に付けることができる。繁殖した動物を販売するため流通網に乗せ、収益を上げる仕組みなども学ぶ計画という。
御前崎市の元会社員相羽勇仁さん(26)は「一期生ということで自分の新しい人生にちょうどいい学校だと思った。好きな動物と関われる仕事を見つけたい」と意気込んでいた。授業は来月から本格的に始まる予定。
予備校の敷地内で飼育されているオットセイ |
動物園飼育員らを育成するアニマルキーパーズカレッジ |
"東" - Google ニュース
May 13, 2020 at 05:58AM
https://ift.tt/35VXKla
「動物園予備校」が開校 東伊豆 コロナの影響 1カ月遅れで:静岡(TOKYO Web) - 東京新聞
"東" - Google ニュース
https://ift.tt/36LpXe2
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
Bagikan Berita Ini
0 Response to "「動物園予備校」が開校 東伊豆 コロナの影響 1カ月遅れで:静岡(TOKYO Web) - 東京新聞"
Post a Comment