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トランプは本当に「劣勢」なのか…「ペンスvsハリス討論会」勝敗の真意(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース

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激しい応酬

 11月3日の米大統領選まで1カ月を切った10月7日夜(日本時間8日午前)、米副大統領候補によるテレビ討論会が西部ユタ州ソルトレークシティーのユタ大学で開かれた。 【写真】米在住の私が、それでもやっぱり「トランプが勝つ」と思う5つの理由  共和党のマイク・ペンス副大統領(61歳)と民主党のカマラ・ハリス上院議員(55歳)が90分間、新型コロナウイルス対策、最高裁判事人事、増減税を巡る経済問題、環境問題(グリーン・ニューディール)、米中対立問題、米国の国際指導力、人種問題など9分野について激論を交わした。  中傷合戦に終始した9月29日のドナルド・トランプ大統領とジョー・バイデン前副大統領の第1回テレビ討論に比べ、「礼儀にかなったやり取り」(保守系FOXニュース)との評価があるものの、激しい応酬であったことは紛れもない事実だった。  その内容について言及する前に、ひとつだけ指摘しておきたい。それは「朝日」、「毎日」、「読売」、「産経」など新聞各紙を読む限り、その殆どが<討論会直後にCNNテレビが行った世論調査では、ハリス氏が「勝った」という人が59%で、38%のペンス氏を上回った。>と報じたことである。  「読売新聞」は、やはりCNN調査の<「バイデン氏に投票する気になった」との回答は26%、「トランプ氏に投票する気になった」20%で、「投票行動に影響しない」が56%だった。支持率で後れを取るトランプ陣営にとっては苦しい状況が続くことになりそうだ。>と、念を入れている。

サンプル数が日本と比べても極めて少ない

 知るべきはCNNの世論調査方法である。我が国メディアのそれは無作為で選んだ有権者に電話で用意した質問の回答を求める(無機質な自動音声の質問もある)。だが、CNNは自社の視聴者を対象とした調査であり、しかもサンプル数が日本と比べても極めて少ないのだ。  そして肝心なことは、リベラル系CNNを日常的に観る有権者の殆どが高学歴の中産階級層であり、敢えて言えば、民主党支持者が多いということである。従って、大統領選の共和、民主党の大統領候補と副大統領候補によるテレビ討論会の「勝ち負け」を尋ねれば民主党候補に肩入れする回答になる傾向は否めない。要は、バイアスが掛かっているのだ。  では、件のペンスvsハリスの討論会はどうだったのか。結論を先に言えば、ペンス氏がやや優勢にディベートを終えたということであろう(因みに、両氏が話した時間はペンス氏36分27秒、ハリス氏36分24秒である)。  2つだけ具体例を挙げる。ハリス氏がトランプ政権の対中強硬策を批判すると、ペンス氏は「バイデン氏は中国共産党のチアリーダーだ」と反論し、多くのテレビ視聴者の耳に残ったこと。もう1つは、ペンス氏はバイデン氏の増税政策を批判する中で、増税による景気減速不安を効果的に煽り、ハリス氏が低中所得層は増税されないと反論するや、賺さずトランプ減税を廃止すること自体が中間層への増税となると指摘したことである。

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