上の図は9日午後9時から13日午後9時までの地域ごとの降水量の予想です(9日午後9時の計算)。最も雨量が多くなる場合の予想です。四国から東北にかけて広く300ミリを超すような大雨が予想され、首都圏でも記録的な大雨となる恐れがあります。関東や東北の山沿いや紀伊半島などでは500ミリ以上の大雨が予想されている地域もあります。平年10月ひと月の雨量を超えるような雨が広く降る恐れがあるのです。
これまでに東京都心の日降水量が最も多かったのが1958年9月26日の371.9ミリです。次いで1938年6月29日の278.3ミリで、日降水量が300ミリを超すような雨は東京都心では過去140年あまりで1度しかありません。
また、「平成27 年9月関東・東北豪雨」では総降水量が栃木県日光市今市で 647.5 ミリに達し、記録的な大雨になりました。鬼怒川が氾濫し、茨城県で大規模な浸水害が発生しました。川の上流で大量に降った雨が下流に流れ、下流域で災害をもたらした事例もあります。
台風が接近・上陸すると予想される12日午後から13日午前中にかけては暴風も吹き荒れる予想です。東海から東北にかけて台風15号に匹敵するような記録的な暴風が吹く恐れもあります。この期間は大雨に加えて、暴風も吹き荒れるため、外出は危険です。夜間と大荒れのピークが重なるため、自治体から出される避難情報に注意し、明るいうちに早めの避難を心がけて下さい。停電に備えて、懐中電灯や非常食、飲料水を準備しておきましょう。スマートフォンなどもあらかじめ充電しておくようにして下さい。
2019-10-10 03:58:00Z
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