東播磨高、粘りのプレー最後まで 高校野球秋季県大会で準優勝 - 神戸新聞

　３日に最終日を迎えた高校野球の秋季兵庫県大会（神戸新聞社後援）で、創部以来初めて決勝に進出した東播磨高校（同県稲美町中一色）は、強豪の神戸国際大付属高校（神戸市垂水区学が丘５）に、息詰まる投手戦の末に惜敗した。新型コロナウイルス感染症の影響で応援は保護者や控えメンバーに限られたが、終盤まで粘りを見せた東播磨高校の選手に、スタンドから温かい拍手が送られた。同校は１７日開幕の秋季近畿地区大会にも、初めて出場する。

　明石トーカロ球場（同県明石市明石公園）であった決勝。試合開始直前、東播磨高校の松本直樹コーチ（３７）は、かばんから保存容器に入った照り焼きチキンを取り出した。グラウンドを見詰める控えメンバーに「ビッグな鳥で、ビクトリー（勝利）だ」と一言。張り詰めた空気を和らげた。

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October 04, 2020 at 03:30AM
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